食べるとあったかい気持ちになれるのが、サクサク、ホッカホカのトースト!! 今回は「癒やし系」なこのジャンルを引き立てる、バイプレイヤーたちにスポットライトをあてました。トーストを食べるときに最適なバター、ジャム、スプレッドの3カテゴリに分け、スーパーで買えるものをセレクト。BCの姉妹メディア『おとなの週末』編集・戎とライター・飯田でNo.1を決めました。

撮影/鵜澤昭彦、取材/飯田かおる

■【バター】No.1は「よつ葉 パンにおいしい発酵バター」!!

(右上から時計回りに)『カルピス』カルピス特撰バター(450g) 1573円、『よつ葉乳業』よつ葉パンにおいしい発酵バター(100g) 372円、『雪印メグミルク』雪印北海道バター(200g) 539円、『明治』明治スプレッタブルバターのやさしいコク(130g) 376円

飯「バターってどれも同じようで、意外と味が違うよね」

戎「色も口当たりも様々でしたね。見た目が白っぽくて、やや塩気を感じたのが、『カルピス特撰バター』。コクがあるのに、くどくならないのはさすが」

飯「『雪印 北海道バター』は黄色の色味。コレがいちばんミルクっぽさを感じたかも」

戎「どちらもロングセラー商品で、王道のおいしさです」

飯「定番品に加えて、最近は“柔らかめ”“パンに塗りやすい”って仕様の商品が増えてきたよね。とくに『よつ葉 パンにおいしい発酵バター』は、実直なバターの味わいと新感触のいいとこどりで秀逸!」

戎「僕、愛用していますよ。風味よく、口どけなめらか。トーストとの馴染みはNo.1かと」

飯「『明治スプレッタブル』も馴染みがいいけど、デブ的にはもう少し重さも欲しいなぁ」

戎「キケンな発想(笑)。軽やかさを好む人にオススメです」

■『カルピス』カルピス特撰バター(450g) 1573円

『カルピス』カルピス特撰バター(450g) 1573円

 乳酸菌飲料「カルピス」を作る工程でできる良質な脂肪分から誕生した一品。透明感のある色白で、コク深いのにしつこくない。パンに合う程よい塩気が絶妙だ。料理や製菓にも大重宝

■NO.1『よつ葉乳業』よつ葉パンにおいしい発酵バター(100g) 372円

『よつ葉乳業』よつ葉パンにおいしい発酵バター(100g) 372円

 バターをメインに、クリームチーズ、なたね油、塩を加え、コクのある味わいと柔らかさを両立させた。ふわっと軽い新感触で塗りやすく、口どけは柔らか。あっさりとした後味もGOOD

■『雪印メグミルク』雪印北海道バター(200g) 539円

『雪印メグミルク』雪印北海道バター(200g) 539円

 北海道の地図を描いた黄色いパッケージでお馴染み。1925年発売のロングセラー商品。北海道の豊かな自然に育まれた生乳から作られ、ミルキーな風味とコクで素材の味を引き立てる

■『明治』明治スプレッタブルバターのやさしいコク(130g) 376円

『明治』明治スプレッタブルバターのやさしいコク(130g) 376円

 バターをメインに、クリームチーズ、なたね油、塩を加え、コクのある味わいと柔らかさを両立させた。ふわっと軽い新感触で塗りやすく、口どけは柔らか。あっさりとした後味もGOOD

■【ジャム】No.1は「ボンヌママン ブルーベリージャム」!!

(右上から時計回りに)『エスビー食品』ボンヌママンブルーベリージャム(225g) 484円、『伊藤忠商事』サン・ダルフォーアップル&シナモン(170g) 397円、『アヲハタ』アヲハタ まるごと果実いちご(125g) 267円、『セゾンファクトリー』ざくざく!オレンジジャム(305g) 862円

戎「ジャム部門は、我々で好みが分かれましたね~」

飯「議論が白熱した(笑)。私は、『サン・ダルフォー アップル&シナモン』がかなり好み。リンゴの食感とシナモンの風味にうっとりしちゃった」

戎「紅茶が似合う味でしたね。でもお洒落すぎというか……」

飯「うるさい、理想のモーニングって感じなの。『ざくざく!オレンジジャム』は爽やかなおいしさだったけど、ヨーグルトに合わせたいって思ったな」

戎「そこは同感。生の果実に近いフレッシュさに驚きました」

飯「煮詰めた感がある方がトーストには向くのかも!?」

戎「その点、『アヲハタ まるごと果実いちご』は、凝縮した甘さがいい感じでしたね。砂糖を使っていないなんてスゴイ!」

飯「その煮詰め感と爽やかさを併せ持つのが、『ボンヌママン ブルーベリージャム』」

戎「香りもいいし、食べ飽きないバランスのよさに軍配です」

■『エスビー食品』ボンヌママンブルーベリージャム(225g) 484円

『エスビー食品』ボンヌママンブルーベリージャム(225g) 484円

 フランスで愛されているブランドの一品は、“家庭の手作りジャム”がコンセプト。濃厚かつ果実感たっぷりで、ブルーベリーの爽やかな香りと食感が際立つ。保存料・着色料不使用

■『伊藤忠商事』サン・ダルフォーアップル&シナモン(170g) 397円

『伊藤忠商事』サン・ダルフォーアップル&シナモン(170g) 397円

 欧州産のリンゴをじっくり煮込み、砂糖を使わずに果汁の甘みだけで仕上げたフランスの名品。リンゴのシャキシャキとした食感と自然な甘さに、シナモンのほのかな風味がベストマッチ!

■『アヲハタ』アヲハタ まるごと果実いちご(125g) 267円

『アヲハタ』アヲハタ まるごと果実いちご(125g) 267円

 小さな1瓶に約9粒分のイチゴを使っているから、ゴロッとした果肉感とフルーティな香りが炸裂。砂糖に頼らない独自製法により、果実本来の甘みが楽しめる味わいに。糖度は約34度

■『セゾンファクトリー』ざくざく!オレンジジャム(305g) 862円

『セゾンファクトリー』ざくざく!オレンジジャム(305g) 862円

 オレンジの爽やかな酸味とさっぱりとした甘みを生かしたジャム。オレンジピール入りのほろ苦さも絶妙に効いていて、いわゆるマーマレードとは一線を画す、みずみずしい味わいだ

■【スプレッド】No.1は「コメダ特製小倉あん」!!

(右上から時計回りに)『遠藤製餡』コメダ特製小倉あん(300g) 399円、『日本フェレロ』フェレロヌテラ(200g) 429円、『伊藤忠商事』スキッピーピーナッツバターチャンク(340g) 624円、『ソントン』パンにぬるホイップクリームチョコ(150g) 289円

飯「スーパーで見かけるスプレッドって、あまり手にしたことがなかったけど、いいね」

戎「トーストの楽しみの幅が広がりますよね」

飯「感動したのは、『フェレロヌテラ』のなめらかな舌触りよ。しかも想像の上をいく品のよい甘さと香り。朝食が華やぐし、気分もアガる!」

戎「同じチョコ系だと、『パンにぬるホイップクリームチョコ』は、ふわりと軽やかでより親しみやすい印象ですね」

飯「トーストが菓子パンの面持ちになる。あと、『コメダ特製小倉あん』は、甘すぎず、ちゃんと小豆の風味があって、パンに寄り添うおいしさ」

戎「バターを添えたら最高ですが、餡だけでも抜群に合う。今回の勝者はふたりとも高評価のコレに。個人的には、『スキッピーピーナッツバターチャンク』も捨てがたいけど」

飯「ナッツの塩気がいいから、パン飲みの相棒No.1にしよ」

■『遠藤製餡』コメダ特製小倉あん(300g) 399円

『遠藤製餡』コメダ特製小倉あん(300g) 399円

 『コメダ珈琲』の人気メニュー、「小倉トースト」に使われている粒あんを家庭で楽しめる一品。パンに塗りやすい柔らかさながら、小豆の粒感はしっかり。奥行きのあるふくよかな甘み

■『日本フェレロ』フェレロヌテラ(200g) 429円

『日本フェレロ』フェレロヌテラ(200g) 429円

 世界中で愛されるチョコレートスプレッド。驚くほどなめらかな口あたりで、ヨーロッパの殻付きヘーゼルナッツを焙煎した香ばしさと、カカオの風味が絶妙なバランス。果物にも合う

■『伊藤忠商事』スキッピーピーナッツバターチャンク(340g) 624円

『伊藤忠商事』スキッピーピーナッツバターチャンク(340g) 624円

 米国ではお馴染みのブランド。まろやかなピーナッツバターに粗挽きのピーナッツ粒が入って、香ばしく芳醇&ザクザクと楽しい食感。保存料や添加物不使用。高たんぱくで食物繊維も豊富だ

■『ソントン』パンにぬるホイップクリームチョコ(150g) 289円

『ソントン』パンにぬるホイップクリームチョコ(150g) 289円

 ホイップタイプのチョコレートクリームは、ふんわり軽い食感が心地いい。カカオの風味とミルクのコクが織りなす何ともやさしい味わいで、世代を問わず愛されそう。カルシウム入り

※掲載商品の価格は、スタッフがスーパーで購入したときのものです。

『おとなの週末』/2024年3月号より転載
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