タクシーアプリ「GO」を運営するGO(本社:東京都港区)と千葉構内タクシー(本社:千葉県千葉市)は5月10日から、アプリ専用車「GO Reserve」とアプリドライバー「GO Crew」の取り組みを開始する。千葉県では初めての導入。このプロジェクトは、乗務員不足の解消とタクシー供給力の向上が目的だ。

千葉構内タクシーは、喫緊の課題であるドライバー供給力向上のために、3台のEV:日産『リーフ』を使用して「GO Reserve」を運行する。なお、GOによると「GO Reserve」でリーフの使用は初めて。

千葉構内タクシーの取締役社長加藤雄三氏は、「新たな働き方として『GO Crew』を導入することで、従来のタクシードライバーとは異なり、敷居の低い職種として、女性や若者など、これまで採用が難しかった層へのアプローチが可能になる。年齢・性別・経験にかかわらず、頑張れば稼げる職業としての認知が広がれば、タクシーの供給不足解消への一助になるだろう」と述べている。

「GO Reserve」は「その他ハイヤー」(都市型ハイヤーではない、従来のハイヤー)として認可を受けており、流し営業をせず、アプリからの注文のみを受ける。安全性を高めるため、全車両にドライブレコーダーを搭載している。

いっぽう「GO Crew」は、二種免許取得後、法定研修を受けたドライバーが、『顧客探索ナビ』に従い、注文の可能性が高いルートを走行しながら営業を行なう仕組みだ。フレキシブルなシフト調整により、副業としても適している。

アプリドライバーの取り組みは、千葉のほか、東京、神奈川、愛知、京都、大阪で展開されており、兵庫でも予定されている。

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