人気シリーズの親玉であるホンダ レブル1100に別バージョンが登場する見込み。どうやらレブル250でも好評のSエディションが追加される模様だ。今でもセールス好調だが、スタイリッシュなSエディションが加わることでさらに人気を伸ばすか?

文/Webikeプラス

     

ビキニカウルなどを標準装備したSEが追加されるとの噂

 2017年に登場したレブル250/500の人気を受け、シリーズのフラッグシップとして2021年3月にリリースされたレブル1100。新たに派生モデルが追加されるとの噂が舞い込んできた。

 詳細は不明だが、当webではこれを「Sエディション」と予想したい。Sエディションはレブル250に設定されている上級仕様(海外では500にも存在)。純正アクセサリーのビキニカウルやフォークブーツ&フォークカバー、スペシャルシートなどをパッケージ装着することで、よりクールな印象を演出している。

 今まで1100にはツアラー仕様のレブル1100Tが導入されていたが、Sエディションは未設定。このたび1100に初導入されることになるようだ。







     

既に公式でアクササリー装着車が存在、こんなカンジになる?

 実はホンダによるバイクメディア「HondaGO BIKE LAB」の「Rebel 1100をもっと楽しもう!アクセサリー&カスタマイズパーツ20選」と銘打ったページで、Sエディションをイメージさせるカスタムを提案している。

 その中で「ストリートスタイル」と題したレブル1100の純正アクセサリー装着車は、ビキニカウルやブラウンシートなどを採用し、まさにSエディションのようだ。





 アクセサリー装着車のパーツ価格は合計3万8940円(取付工賃等含まず)。レブル250Sエディションがノーマルから+3万8500円なので、レブル1100のSエディションも同様の価格増に収まるか。

 発表は夏頃、発売時期は2024年秋頃と予想したい。

 レブル1100は、2021年のデビューから大型部門で3年連続トップ3圏内を維持している。販売台数は例年3000台以上と好調で、国内メーカーのビッグバイクではカワサキのZ900RSに次ぐ人気だ。Sエディションの投入は、この勢いをさらに加速させることになるだろう。

【レブル1100 車両解説】味わいや機能性など独自の魅力も多い!

 2021年モデルとして発売されたレブル1100/DCTは、取り回ししやすく低重心なシリーズ共通のロング&ローフォルムを与えたクルーザー。

 エンジンは、CRF1100Lアフリカツインをベースとする270度位相クランク1082cc水冷並列ツインで、不等間隔爆発による力強い鼓動感とトラクション性能、高回転域までスムーズに吹け上がる特性が魅力。パワーモードやトラコン、クルーズコントロールほか、250/500にはない電子制御も充実している。

 フレームは新設計。35度のバンク角を確保するなどシリーズ共通のスポーティさも両立した。シート高はレブル250/500の690mmとほぼ同じ700mmで、足着き性のよさは兄弟分を踏襲している。

 デザインはシリーズを踏襲しながら、独自性もプラスした。くびれを持たせたナロースタイルや、「SIMPLE」「RAW(未加工の素材)」「CASUAL」といったシリーズ共通のキーワードは同様だが、1100では「SERIOUS」を付与。排気量相応の重厚感とライダー乗車状態でもバランスの取れた人馬一体感のあるフォルムを狙った。



レブル1100/Dual Clutch Transmission[2024]主要諸元

・全長×全幅×全高:2240 × 850/830 × 1115mm
・ホイールベース:1520mm
・シート高:700mm
・車重:223/233kg
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ 1082cc
・最高出力:87PS/7000rpm
・最大トルク:10.0kg-m/4750rpm
・燃料タンク容量:13L
・変速機:6段リターン/電子式6段変速(DCT)
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=130/70B18、R=180/65B16

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/373431/

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