メルセデスベンツ・トラックスは、新型『アクトロスL』(Mercedes-Benz Actros L)の受注を4月から開始し、12月に生産を開始する。新型は未来的なデザインの「プロキャビン」を採用し、シリーズに新たな時代の到来を告げている。

新型アクトロスLはフロントエンドを従来型比で80mm延長し、ドライバーズキャブの空力改善を施した。最新世代の「OM471」エンジンと合わせて、最大3%の燃費削減を実現したという。

アクティブ・ブレーキアシスト6やアクティブ・サイドガードアシスト2などの安全システムは、「一般的な安全規則の要求を超える性能」と自負する。2025年春には、マルチメディア・コックピット・インタラクティブ2を含む追加のデジタルサービスが導入される予定だ。

メルセデスベンツ・トラックスの開発責任者ライナー・ミュラー・フィンケルディ氏は、「私たちは常に、最適な車両ソリューションをユーザーに提供することをめざしている。伝統的なディーゼル駆動のトラックも、今後しばらくの間、世界各地で欠かせない存在だろう。新型アクトロスLでは、多くの実績のあるフラッグシップをさらに最適化した。これのことは革新的なキャブデザインに反映されている」と述べる。

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