リクルートが運営する中古車情報メディア『カーセンサー』は12月17日、ユーザーの購入意欲に基づくランキングを発表した。
第11回目となる今回のランキングで1位に輝いたのは、ホンダ『ステップワゴン』(2022年発売モデル)だ。
ランキングでは、スポーツカーへの注目が続いている。昨年1位のポルシェ『911』(991型)は2位を維持し、現行型の911(992型)も4位にランクイン。6位のマツダ『RX-8』や9位のダイハツ『コペン』など、様々なスポーツモデルが上位に名を連ねた。また、クロカン/SUVモデルも高価格帯の『ディフェンダー』やポルシェ『マカン』、メルセデスベンツ『Gクラス』などが注目を集めている。
『カーセンサー』統括編集長の西村泰宏氏は、ランキングの傾向について「高価格帯の車が注目されるようになってきた」と述べている。10台中6台が平均価格500万円を超える高額モデルであり、中古車としても人気が高まっているという。新車購入時の納期が長期化する中、中古車のコストパフォーマンスやタイムパフォーマンスが再評価されている。
ランキングは、2023年11月から2024年10月までの1年間でユーザーからの問い合わせ総件数と集中率をポイント化し、順位付けされたもの。消費者の志向や世相の変化を反映した結果となっている。
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