各メーカーの人気車に設定される「RS」グレードは、スポーツモデルと普通のクルマの間に位置する気になる存在。そこで、10年落ち以内の各車RSグレードの中古車事情をチェック。ここでは3代目トヨタ ヴィッツRSを調査した!!

※本稿は2024年10月のものです
文：伊達軍曹／写真：トヨタ、ベストカー編集部 ほか
初出：『ベストカー』2024年11月26日号

■数は少ないが5MT車を探したい：トヨタ ヴィッツRS（3代目ベース・2016年登場）

109ps/14.1kgmを発生する1.5Lエンジンを搭載し、引き締まった専用の足回りを持つヴィッツRS

　最終型ヴィッツのスポーティグレード。エンジンは最高出力109psの1.5L直4で、トランスミッションはCVTと5MT。サスペンションは引き締まった専用チューニングで、後輪ブレーキもドラムではなくディスクを採用した。

●中古車購入ポイントは？

　やや特殊な「G’s」と「RSレーシング」を除いた流通量は約45台と少なめで、そのうち5MTの物件は約30台。5MT車の相場は総額60万～140万円といったところだが、中古車として好バランスな1台は総額90万円台から探せる。

　CVTでも可とするなら総額70万円前後でOKだが、ややダイレクト感に欠けるため、多少予算をプラスしても5MTを探したい。

●トヨタ ヴィッツRS（3代目）
・中古相場：約55万〜140万円
・新車時価格：179.0万～219.9万円
・年式：2016～2020年
・入手しやすさ：★★★☆☆
・中古車オススメ度：★★★☆☆

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