ホンダは、2025年1月に米国で開催される恒例の新年祝賀行事「ローズパレード」において、史上初めて完全に電動化された車両でパレードを行うと発表した。新型『プロローグ』やアキュラ『ZDXタイプS』などのホンダ最新EVが走る。
ホンダは30年以上にわたりローズパレードの公式車両パートナーを務めてきた。2025年のパレードでは、「電動化の夢」をテーマにした山車を出展し、同社の持続可能性への取り組みと2050年までに全ての移動手段と事業活動でゼロエミッションを達成するという挑戦的な目標を強調する。
この「電動化の夢」は、ローズパレード136年の歴史で初めて、完全に電動化された車両がパレードを先導するという画期的な出来事となる。先導車両には、ホンダの初の電気自動車SUVである新型『プロローグ』、アキュラブランド初の電気自動車である『ZDXタイプS』、そしてコンパクトな「ラストマイル」電動スクーター、『モトコンパクト』が含まれる。
ホンダ・プロローグ山車のデザインは、有機的な素材と人工的な素材の調和を探求し、LEDライトとバラを取り入れた要素を組み合わせている。これは、全ての人々が共有する繊細な生態系を強調し、将来の世代が夢を追求できるよう環境を保護するという同社のコミットメントを象徴している。
ホンダの「電動化の夢」山車は、2025年ローズパレードのオープニングスペクタクル「ベストデイエバー」で目立つ存在となる。エクストリームスポーツ選手によるトランポリンを使用したパフォーマンスや、華やかな花火に囲まれた印象的な開幕を飾る。また、世界中で20億回以上ストリーミングされたヒット曲「Wake Me Up」で知られるアロー・ブラックと、ビルボードダンスチャートで常にトップを獲得するプラチナアーティストのキーザという2人の象徴的なパフォーマーがステージに登場する。
公式ホンダローズパレード車両として、2つの電気自動車SUV(新型ホンダプロローグと新型アキュラZDXタイプS)、そして100台以上のモトコンパクトが登場する。モトコンパクトは、都市型モビリティ向けに設計された楽しくて手頃な超小型電動スクーターで、ローズパレードのボランティアたちによって使用される。
ホンダ・モトコンパクト新型ホンダプロローグは、2025年ローズパレードの公式サウンドカーに選ばれた。ロサンゼルスのホンダデザインスタジオで設計されたこのSUVは、シンプルでクリーンなスタイリングと、Googleビルトインやワイヤレスのアップルカープレイ、アンドロイドオート互換性などのスマートテクノロジーを備えている。
一方、新型アキュラZDXタイプSは、2025年ローズパレードのペースカーを務める。ロサンゼルスのアキュラデザインスタジオで設計されたこのパフォーマンスSUVは、電動化時代における「プレシジョン・クラフテッド・パフォーマンス」を体現し、ダイナミックなスタイリング、クラス最高のプレミアムテクノロジー、魅力的な運転体験を提供する。約500hpを誇るZDXタイプSは、アキュラが製造した中で最速かつ最もパワフルなSUVとなっている。
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