カーステイ(Carstay)は12月9日、大人1人以上が宿泊可能なテントの貸出しが可能な「アウトドアカー」のカーシェアリングサービスを開始した。カーステイは国内最大級のバンライフプラットフォームを展開しており、今回のサービスはその一環である。

現在、カーステイのサイトにはトヨタ『ランドクルーザー』やジープ『ラングラー』など50台以上の車両が登録されており、24時間平均1万5000円(税込、保険料・システム利用料別)で利用可能だ。今後は、年末年始の大型連休前までに100台、1年以内には1000台以上の登録を目指すという。

今回、普通車のカーシェア車両を増やすことで、バンライフ入門の敷居を下げ、文化と市場の拡大を図る。シェアリングエコノミー市場は、2022年には2兆6158億円規模に成長しているが、個人間のカーシェア事業者は減少傾向にある。一方で、キャンピングカーの保有台数や利用者は増加しており、カーステイは過去最大の予約数と売上を更新している。

カーステイは全国の駐車場や空き地をテント泊や車中泊スポットとして提供し、移動手段と滞在場所を一体で提供する。今後は、自動車関連やアウトドア関連企業との連携を強化し、登録車両の増加を図るという。

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