別記事で次期型GRスープラの情報をお伝えしたが､近い将来GRブランドから登場するのはスープラだけではない。2025年から2026年にかけて登場するニューカーを見ると、ボジョレーの新酒も驚くほどの「GRの当たり年」になりそうな気配なのだ!!

※本稿は2024年10月のものです
文、予想CG：ベストカー編集部／写真：トヨタ
初出：『ベストカー』2024年11月26日号

■2025年から2026年はGRブランド豊作の年か!?

カローラは初めて、ヤリスは第2弾となるGRMN仕様。2025年春にヤリス、秋にカローラが登場。ともに最新の空力テクノロジーを採用してくる（ベストカー編集部作成の予想CG）

　別記事でお伝えしている次期スープラへの期待は膨らむばかりだが、GRブランドのクルマはほかにもまだまだ登場する。GRとしてはめずらしく、2025〜2026年は「新車ラッシュ」の様相を呈しているのだ。

　2025年はまず、GRヤリス＆カローラのGRMN仕様が登場する。先にヤリス、続いてカローラの順番だ。さらにGR86のフルモデルチェンジがあり、2000万円級のスーパースポーツも2025年中に登場。

　このスーパースポーツはもともとレクサス LFA IIとして開発されていたクルマだが、電動化を推進するレクサスよりもGRがふさわしいとブランドを移管したという情報。700ps以上のV8、4Lツインターボを搭載する。

　2026年はセリカGT-FOURとMR2の復活モデルに大注目。ともに直4、2Lターボエンジンを搭載すると言われており、編集部に入っている情報では、ともにハイブリッドではなく純エンジン。ただし、MR2後継はGRヤリスの3気筒、1.6Lターボという説もある。

　さらに、2026年にはGRスターレットも登場予定。ラリー4クラスのベースになるFFスポーツで、スイフトスポーツのライバルとなるコンパクトホットハッチ。150psの3気筒、1.4Lターボを搭載する。

●ベストカーに情報が入っている「GRブランドで登場するニューカー」

・次期GR86（登場年：2025年）
　直3、1.6LターボHEV搭載。3代目はトヨタ単独開発となる。

・GR新型スーパースポーツ（登場年：2025年）
　レクサス LFA IIとして計画されていたがGRで登場。V8、4Lツインターボ搭載。

・次期GRスープラ（登場年：2026年）
　直4、2LターボHEV搭載。PHEVの可能性もあり。

・セリカGT-FOUR後継（登場年：2026年）
　直4、2Lターボ搭載。純ガソリンエンジン車として登場が有力。

・MR2後継（登場年：2026年）
　1.6Lターボ説と2Lターボ説の両方あり。純エンジン車で登場。

・GRスターレット（登場年：2026年）
　直3、1.4Lターボ搭載。ラリー4のベース車となるFFスポーツ。

※上記に加え、GRMNヤリス＆カローラも2025年内に登場する。
※登場年はすべて予想

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