Hakobune(ハコブネ)は、広島大学に企業×従業員向けEVサブスクサービス「Hakobune」を導入したと発表した。教職員の新たな通勤方法として日産の軽EV『サクラ』を活用したEVサブスクを採用した。

この取り組みは、東広島市と広島大学が共同で進める「スマートシティ共想コンソーシアム」の一環で、カーボンニュートラルの促進を目指している。広島大学は2030年までにキャンパスでのエネルギーのカーボンニュートラル化を目指し、教職員の新たな通勤方法としてEVサブスクを採用した。

Hakobuneのサービスは、毎月固定額で電気自動車を利用できるもので、保険料や車検代、自動車税も含まれている。これにより、利用者の経済的負担を軽減し、脱炭素の取り組みを推進することが可能になる。

広島大学の金子慎治理事・副学長は、Hakobuneの導入を喜び、自身もEV通勤を始めると述べた。大学は自治体や企業と連携し、社会課題の解決に取り組む「Town & Gown構想」を進めており、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた技術開発や脱炭素地域の創出を目指している。

Hakobuneは、住友商事発のスタートアップとして2023年に創業し、企業向けにEVや充電設備、太陽光発電サービスを提供している。2024年10月からは、首都圏を中心にEV専用カーシェアリングサービス「Hakobune EVeryshare」を開始する予定だ。

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