1984年、日産直系のモータースポーツ専門子会社として設立されて以来、2024年で40周年を迎えたNISMO。レース活動から得た知見を活かしたロードカーであるNISMOモデルは、ハイレベルな走行性能を発揮してくれる。そんなNISMOモデルの中でも代表的存在となった「GT-R NISMO」の中でも2014年登場のモデルの中古市場を見ていこう。

※本稿は2024年10月のものです
文:伊達軍曹/写真:日産、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年11月10日号

■日産 GT-R NISMO(2014年登場)新車より高いプレミア価格に!

2014年モデル登場時に新設定されたGT-R NISMO。内外装に専用パーツを装備にし、ボディも強化されている

 最高出力600psをマークするNISMO専用チューニングのVR38DETTを搭載して2014年2月に登場。ビルシュタインダンプトロニックダンパーなど数多くの専用部品を身にまとい、さまざまな進化を重ねながら現在も販売中。

●中古車購入ポイントは?

 「NISMOスペシャルエディション」を含むモデル全体の中古車流通量は、全国で約70台。相場は最安でも総額1500万円で、最高値のスペシャルエディションは6000万円を超える。

 どれも浮世離れした存在ではあるが、相対的に現実味があるのは2016年式までの第1世代。総額1500万~1700万円ほどの予算で、走行数千kmの個体を見つけることが可能だ。

●日産 GT-R NISMO
・中古相場:約1500万〜6300万円
・新車時価格:1501.5万~3061.3万円
・年式:2014年~
・入手しやすさ:★☆☆☆☆
・中古車オススメ度:★★★★★

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