当時日産が倒産という窮地からようやく脱したタイミングで登場したZ33。日産ブランド復活の狼煙となる一台で、Zと共にどん底から這い上がる流れは、まるで今回の新型Zの登場とそっくりにも思える。そんな「Z33型フェアレディZ」のNISMOモデルが今希少価値上がりまくりだとか!?
※本稿は2024年10月のものです
文:伊達軍曹/写真:日産、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年11月10日号
■日産 フェアレディZ バージョンNISMO(Z33型・2007年登場)現在は流通量が少なくかなり希少
エンジンはノーマルと同じだが、NISMOが風洞実験を繰り返して開発したエアロを装着し、ヤマハ製のパフォーマンスダンパーも追加。同年6月にはレース用3.8Lをデチューンして搭載した「タイプ380RS」も限定発売。
●中古車購入ポイントは?
タイプ380RSはかなり希少で、中古車相場も総額630万~710万円と高額。ならば通常のバージョンNISMOで……と考えても、こちらも全国で約7台と希少。しかし相場は総額160万~320万円と比較的お手頃で、総額230万円前後の予算でまずまずな個体は探せる。
●日産 フェアレディZ バージョンNISMO
・中古相場:約160万〜320万円
・新車時価格:440.0万~449.4万円
・年式:2007~2008年
・入手しやすさ:★☆☆☆☆
・中古車オススメ度:★★★☆☆
記事リンク
前の記事ええっ! 23車種が一気に誕生!? クルマ好きの「話のネタ」になる「新型カキノタネ」売れてます!
次の記事えー4人じゃなくて3人乗り? 世の中にはへんなレイアウトを採用した「訳アリスポーツカー」があったのよ!
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。