ヤマハ発動機は11月12日、横浜赤レンガ地区で11月16日と17日に開催される「Local Green Festival '24」に出展すると発表した。

このイベントは、世界中の多様なアーティストによるパフォーマンスが楽しめる野外音楽イベントで、毎年4万人規模の集客を誇る。フェスティバルは「Life with Green」をコンセプトに掲げ、緑の大切さを伝えることを目的としている。

ヤマハ発動機は、『グリーンスローモビリティ』のコンセプトカーを展示する予定。地元横浜の生花店「the bulb book」と協力し、車両を草木や花で特別に装飾する。

グリーンスローモビリティ(グリスロ、GSM)とは、国土交通省と環境省が導入を推進している時速20km未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービスで、その車両も含めた総称だ。導入により、地域が抱える様々な交通課題の解決や低炭素型交通の確立が期待されている。

ヤマハのグリーンスローモビリティは、地域の交通課題の解決や持続可能な街づくりに貢献する、コミュニケーションツールとしての新しい乗り物だ。窓がない開放的な車両のため、乗ったまま、車内外の人々と話したり、握手したり、自然とコミュニケーションが生まれる。小型で軽量なため、誰でも運転しやすく、どんな街でも便利に利用できる。

また、Local Green Festival '24では、ボタニカルデザインで人気のデザイナー、オノ・ルイーゼ氏による壁画デザインも展開される。これにより、来場者に癒しの休憩スポットや写真映えスポットを提供する。

これらの取り組みを通じて、ヤマハ発動機は新たな顧客層への認知度向上を図っていく。

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