アメリカのラスベガスで毎年開催されているSEMAショーで、トヨタが初代ハイラックスサーフをオマージュしたコンセプトカーを出展した。2ドア&オープンボディで見る人を惹きつけちゃう!?

文:ベストカー編集部/写真:TOYOTA

■オシャレ&スタイリッシュな姿でSEMA2024に降臨だ!

コンセプトは1980年代の南カリフォルニアサーフ文化。濃いブルーが目を引く

 トヨタがこれまでに展開してきたラインナップで、オフロードや荒れ地での走行が似合うモデルはどれだろうか。ランクルやRAV4がその代表作なのは間違いないが、1983年に登場したハイラックスサーフも忘れてはいけない。

 ハイラックスサーフは、日本国外では4ランナーという名称で輸出されていたミッドサイズSUV。ベースは小型ピックアップトラックの4代目ハイラックスで、荷台部分にFRP製キャノピーを載せた2/5人乗りバンである。

 そんなハイラックサーフの「イケイケなコンセプトカー」が、11月6日からアメリカ・ラスベガスで開催されるSEMAショー2024で登場するではないか! 早速見ていこう。

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■最新の4ランナーに初代のエキスをトッピング

脱着式キャノピーを採用し、初代ハイラックスサーフの記憶が蘇る

 「4ランナーTRDサーフコンセプト」と名付けられた同車のテーマは、1980年代のカリフォルニアビーチ。そのモチーフを叶えるために、TRDモータースポーツガレージは初代モデルのエッセンスを、2025年モデルの4ランナーTRDリミテッドに導入しているのだ。

 最大の見どころは初代のような2ドア化と、ひとりでも簡単にリアキャノピーの取り外しができること。キャノピー脱着の状態だと完全フルオープンのユニークな姿へと生まれ変わるのである。

 さらに、リヤシートの後方にはロールバーが装着されており、シート部分にはTRDのロゴがあしらわれているのも魅力的なポイントだ。

 パワートレインは最高出力278hp、最大トルク43.75kgf-mを発生するiForce 2.4ターボLターボエンジンと8速ATの組み合わせ。電子制御デュアルレンジトランスファーケースとフルタイム4WDシステムを搭載しており、パワフルで力強い走りを実現したという。

 ハイラックスサーフの初代モデルをオマージュしつつ、トヨタの最新技術も味わえるいう過去と現在の二刀流。SUVブーム真っ只中で市販化されれば、バカ売れも期待できそうだ。

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