アルファロメオは10月29日、新型コンパクトスポーツの『ジュニア』が、ドイツの自動車雑誌『auto motor und sport』が主催する「autonis」デザインコンペティションで栄誉ある賞を受賞した、と発表した。

今年のコンペティションには1万4000人以上の読者が参加し、13カテゴリー124車種の中から投票を行った。その結果、「SUV/コンパクトオフロード車」部門においてアルファロメオ・ジュニアが36.1%の支持を集め、最も美しいデザインに選ばれた。

ジュニアは、スポーティさ、テクノロジー、快適性をコンパクトなパッケージに凝縮した車両だ。セグメント内で唯一無二の走行体験を提供することを目指して設計・開発された。独創的でモダンなイタリアンデザインは、バランスの取れたプロポーション、純粋なライン、高品質な表面処理によって表現されている。

デザインの特徴としては、短いオーバーハング、筋肉質なホイールアーチ、伝説的な『ジュリアTZ』を彷彿とさせる「切り詰められたテール」などが挙げられる。また、フロントグリルには「レジェンダ」と「プログレッソ」の2種類のバリエーションが用意され、認識しやすいシグネチャーとなっている。

アルファロメオは「autonis」デザインコンペティションの常連受賞者であり、今回で24回目の受賞となる。過去には『ジュリエッタ』、『ミト』、『トナーレ』などのモデルが年間最優秀デザインに選ばれている。また、『ステルヴィオ』と『ジュリア』も複数の賞を受賞しており、最近では2023年にも受賞している。

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