西日本鉄道では第29回「みんなの西鉄バス・電車絵画コンクール」において30点の優秀作品を決定、そのうち2点を最優秀賞に選出し、10月23日に発表した。バス部門の最優秀賞は小学5年生の平田雛子(ひらた・ひなこ)さん、作品は「思い出をいつも運転手さんありがとう」。
コンクールは、子どもに西鉄バス・電車に親しみをもってもらい、将来の夢やこれからの未来について表現する機会を創りたいという想いから実施した。「みんなの西鉄バス・西鉄電車」をテーマとして、「未来に乗ってみたい夢のバスや電車」、「大好きな運転士や車掌」などの絵画を募集した。
バス最優秀賞の平田さんの作品は、ラッピングバスのデザインとして採用され、2024年12月14日から約1年間、福岡市内の路線バスとして運行される。
平田さんは「この絵の一番好きなところは雨の日の窓と雪の日の窓と虹のハンドルです。毎日毎日、私たちのために雨の日も雪の日も運転して下さる運転士さん。私は小さい頃からバスが大好きで、母と楽しい思い出がたくさんあります。たくさんの人の思い出をありがとうと思いこの絵を描きました」とコメント。
ラッピングバスは車号:柏原1295、野間~天神線(行先番号51・52・52-1・区1・区2番)で運行される。「西鉄バスナビ」アプリ内の「ついせき」機能で「1295」を入力すると、運行情報を確認できる。
電車部門の最優秀賞は小学6年生の井手夢彦(いで・むげん)さん、作品は「みんなの西鉄電車~未来へつなぐ~」。井手さんの作品は、西鉄電車のヘッドマークのデザインとして採用され、11月17日から約4か月間、天神大牟田線を運行する。
第29回みんなの西鉄バス・電車絵画コンクールの応募期間は7月1日~9月1日。テーマを「みんなの西鉄バス・西鉄電車」として、未来に乗ってみたい夢の西鉄バスや西鉄電車、大好きな西鉄バスや西鉄電車、バスの運転士さん、電車の運転士さん・車掌さん、観光バスの運転士さん、ガイドさんなどを描いてもらった。応募資格は小学校、幼稚園、保育園、特別支援学校(小学部・幼稚園部)の児童、園児。応募総数は853点(バス部門514点、電車部門339点)だった。
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