ボルボカーズは、コンパクトSUV『XC40』とそのEV版『EX40』の累計生産台数が100万台を突破した、と発表した。両車は、ベルギーのゲント工場で生産されている。
XC40は2017年9月、イタリアのミラノで発表された。ボルボカーズ初のコンパクトプレミアムSUVだ。発売後すぐにベストセラーとなり、2018年には欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。ボルボ車として初めてこの栄誉に輝いた。
2020年からは完全電動版の『XC40リチャージ』が登場し、ボルボがプレミアムEVセグメントのリーダーの一角を占めるきっかけとなった。今年初めには電動版の名称がEX40に変更された。
XC40/EX40は発売以来、ボルボの販売上位3モデルの一角を占め続けている。2023年には中型SUVの『XC60』に次ぐ2位の販売台数を記録し、2024年の1~9月も同じ位置を維持している。
ボルボは2030年までに販売車の90~100%を電動化する目標を掲げており、EX40は現在販売中の5つの完全電動モデルの1つだ。さらに5つの電動モデルを開発中で、電動化戦略を加速させている。
ゲント工場では今後、さらなる投資を行い、2025年初頭から電動SUV『EX30』の生産も開始する予定だ。これは欧州への長期的な投資コミットメントの一環となる。
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