東京大学発のディープテック・スタートアップのYanekarahaは、10月15日から幕張メッセで開催される「CEATEC2024」に初出展する。

Yanekaraは2020年6月に設立された新しい企業だ。「地球に住み続ける」をミッションに掲げ、独自の「プラグイン電源」技術を用いてEV充電コントローラー「YaneCube」を開発している。

この技術を活用し、分散型電源の普及を加速させることで、20世紀の集中型電源に代わる「21世紀の黒部ダム」と呼ばれる仮想発電所の構築を目指している。

CEATEC2024のブースでは、YaneCubeの実物展示が行われる予定だ。これは、電気自動車の充電を効率的に管理するコントローラーで、Yanekaraの技術力を象徴する製品といえる。また、企業紹介やソーラーフェンスの紹介も予定されており、同社の事業全体像を来場者に伝える機会となりそうだ。

同社は、CEATECへの出展を通じて、技術と理念をより多くの人々に知ってもらうことを目指している。

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