フォルクスワーゲンは、新型SUVの『タイロン』に2種類のプラグインハイブリッド(PHEV)を設定すると発表した。実車は10月14日、フランスで開幕する「パリモーターショー2024」で初公開される。
これらのPHEVモデルは、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせた革新的なドライブシステムを採用している。
新たに追加されるPHEVモデルは、システム出力150kW(204ps)と200kW(272ps)の2種類が用意される。両モデルとも19.7kWh(正味)のバッテリーを搭載し、100km以上の電動走行が可能となっている。充電は、AC充電器で最大11kW、DC急速充電器で最大50kWの充電に対応する。
これらのPHEVモデルは、日常的な走行では電気自動車として使用できる一方で、長距離走行時には約850kmの総航続距離と低燃費を実現する。エントリーモデルでは1.5L TSI evo2エンジンと電気モーターの組み合わせで150kW(204ps)のシステム出力を、上位モデルでは200kW(272ps)のシステム出力を発揮する。
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