ルノーは10月14日、フランスで開幕する「パリモーターショー2024」において、小型EV『トゥインゴ E-Tech エレクトリック』次期型の最新プロトタイプを初公開する。

トゥインゴは1992年の初代モデル発売以来、ルノーの「生活を楽しむクルマ」というコンセプトを体現する車種として人気を博してきた。鮮やかな色使いと日常生活を楽しくする機能性で、自動車業界に革命をもたらした。

次期トゥインゴ E-Tech エレクトリックは、この原点に立ち返りつつ、都市生活に適した全電動車として設計されている。初代モデルの特徴のミニバンのようなシルエット、愛らしいヘッドライト、優れた機動性、そして楽しげな雰囲気を受け継いでいる。

ルノー・トゥインゴ E-Tech エレクトリック次期型のプロトタイプ

最新のプロトタイプは、コンパクトなボディサイズで都市での取り回しの良さを実現しつつ、5ドアで実用性も確保している。モノボリュームのシルエットに固定式ガラスルーフを採用し、広々とした室内に光を取り込む設計となっている。

外観には初代トゥインゴからインスピレーションを得たディテールが随所に見られ、現代的なプロポーションと流線型のボディラインを引き立てている。最新のアップグレードと、LEDリングに囲まれたヘッドライトなどのオリジナルな要素が、ハイテクで魅力的な外観を生み出している。

次期型は、ルノーの子会社アンペアによって開発され、2026年に量産モデルとして発売される予定だ。ルノーは2万ユーロ以下という手頃な価格設定を目指しており、ルノー5 E-Tech エレクトリックやルノー4 E-Tech エレクトリックなど、他の電気自動車モデルと同様に、より多くの人々に電気自動車の利用機会を提供することを目指している。

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