韓国ソウルに本社を置く自動車向けサイバーセキュリティ企業のアウトクリプトが、10月15日から18日まで幕張メッセで開催される「ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024」に出展する。

このイベントで、次世代モビリティに必要とされる自動車サイバーセキュリティ技術を日本で初めて公開する。

アウトクリプトは、自動運転セキュリティおよびMaaSソリューションを手掛ける企業だ。今回のイベントでは、モノづくりをテーマにしたスタートアップブースに出展し、車載ネットワークを保護するための侵入検知機能や通信監視、サイバー攻撃遮断などをサポートする「AutoCrypt IDS」を展示する。

また、自動車開発の評価フェーズで脆弱性を早期発見し、効率的な車両サイバーセキュリティ構築をサポートする「AutoCrypt CSTP」も紹介する。これらの技術は、次世代モビリティに不可欠な車両向けサイバーセキュリティソリューションとして注目されている。

アウトクリプトは、自動運転セキュリティ分野で車載システム向けセキュリティソリューション「AutoCrypt IVS」や、自動車および交通インフラのためのセキュリティ通信ソリューション「AutoCrypt V2X」を提供している。これらの製品は、WP29およびISO/SAE 21434、IEEE 1609.2の最新規格に対応しており、国際的な基準を満たしている。

同社の技術力は世界的にも高い評価を受けており、2019年には世界最大の自動車技術カンファレンス「TU-Automotive Awards」で最優秀自動運転サイバーセキュリティ製品/サービス部門を受賞。2021年にはフォーブス・アジア注目の100社に選出され、2022年には「CyberSecurity Breakthrough Awards」で今年の自動車サイバーセキュリティ賞を受賞するなど、その実力は国際的に認められている。

ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024は、モビリティ産業の課題解決に貢献する技術やサービスを提供するスタートアップと、モビリティ産業の拡張や事業課題の解決に向けてスタートアップと事業共創したい企業をマッチングするビジネスイベントだ。

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