イスパノ・スイザは6月13日に新型電動ハイパーカー『カルメン・サグレラ』(Hispano Suiza Carmen Sagrera)を初公開する。イスパノ・スイザが4月18日に発表した。

カルメン・サグレラは、同社の電動ハイパーカーラインナップの3番目のモデルとなり、ブランドの120周年を記念する1台だ。新しい103kWのバッテリーが航続を増加させるという。

イスパノ・スイザは1904年から1953年にかけて、1万2000台以上の高性能ラグジュアリーカーと5万台の航空機エンジンを生産した、自動車産業・航空機産業初期の名門だ。ブランドは2000年に復活、2019年には、完全電動のハイパーカーの『カルメン』を発表し、翌年には『カルメン・ブローニュ』を発表した。合計で24台の限定モデルだ。アメリカで最初のカルメン・ブローニュは2022年に納車された。

新型ハイパーカーは、フランセスク・アレナスによってデザインされ、大きく露出したカーボンファイバー製のスポイラーがリアエンドを支配している。技術チームの専門知識によるこの進化は、CTOのファン・フェルナンデスが率いるチームの成果だ。モデルにさらにスポーティな外観を与える一方で、イスパノ・スイザが2019年にカルメンを発表した際に打ち出した「ハイパーラックス」というコンセプトを損なうことはない、としている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。