ミニバンの本格オフロードモデルとして、唯一無二の存在感を放っている三菱「デリカ」シリーズ。『デリカD:5』に加えて『デリカミニ』がヒット中である同シリーズの足まわりに、RAYS「TEAM DAYTONA(チームデイトナ)」をマッチングさせた。
デリカD:5&デリカミニのホイール選びで魅力をさらにアップ
RAYS TEAM DAYTONA『M9+』× 三菱 デリカD:5/LANDLICデリカD:5は、本格的にオフロードやアウトドアを楽しめるカテゴリーのクルマとして認知され、ライバルのミドルサイズミニバンとはまったく異なるスタンスを取っているのはユーザーもご存じの通り。その系譜は1980年代後期に生まれた「デリカスターワゴン」に端を発する。4WDブームに沸いた'90年代、1BOX形状の本格オフロード4WDとして数多くのファンを集めたのが同モデルだった。
その後「デリカスペースギア」を経て、現在のデリカD:5へとつながる一連のモデル進化を遂げてきた。そんなイメージから、今もデリカにはオフロード/アウトドアの強い印象が備わっているのだ。
RAYS TEAM DAYTONA『M9+ SPEC-M』× 三菱 デリカミニ/LANDLICそのデリカファミリーに新たに加わったのがデリカミニ。従来のデリカD:5、さらには歴代のデリカのイメージを軽バンにフィードバックしたスタイリングはアウトドア好きなユーザー層からも高く評価されている。デリカD:5同様にミニバンボディを持ちながら、アウトドア/オフロードをイメージさせるのもデリカシリーズならではだ。
デリカD:5、デリカミニに共通する特徴は、カスタマイズへのニーズの高さだろう。もちろんツルシで乗るノーマル派も少なからず存在するものの、ホイールをはじめとしたパーツ交換によるオリジナリティを追求する姿勢が群を抜いて高い車種でもある。そんな背景からデリカD:5は適合するパーツの数も多く、デリカD:5/デリカミニを自分流にドレスアップする手法は千差万別。そこで今回は真っ先に注目すべきポイントとしてホイールに着目した。ホイール/タイヤを交換すればクルマのイメージは一変、手軽かつ効果的にドレスアップを果たすことができるので要注目だ。
デリカD:5をインチアップすることで迫力ある足元を演出する
RAYS TEAM DAYTONA『M9』× 三菱 デリカD:5/LANDLIC今回ホイール交換のテーマは“ノーマルフェンダー・車検適合”だ。デリカ:5を普段遣いに用いるユーザーが多いので、ヘビーなカスタムではなくサラリとカッコ良くを目指すことにした。装着したホイールはレイズ チームデイトナ「M9+」をデリカD:5に、「M9+ specM」「FDX-K」をデリカミニ。
用意した車両は今回の2台をはじめとして、4WDの人気モデルに対して外装、内装のカスタムパーツを数多くリリースする「LANDLIC」のデモカーだ。同社のパーツを組み込んだデモカーにチームデイトナの各モデルをマッチングさせて、そのスタイリングをチェックした。
RAYS TEAM DAYTONA『M9+』× 三菱 デリカD:5/LANDLICデリカD:5はLANDLICのフェイスキット、ボンネットフードなどの外装パーツやサイドステップなどの実用パーツを満載。全身にカスタムを込めた充実のデモカーに仕上がっている。そこにマッチングさせたのがチームデイトナ「M9+」。
チョイスしたサイズは18インチ×7.5J IN38。タイヤは245/60R18を組合せた足まわりとした。18インチをチョイスしたのは、ホイールの存在感をしっかりとアピールするため。デリカD:5へのマッチングでは16インチが主流となっているものの、ホイールの大径化(18インチ)によるカスタム度数のアップも注目のスタイリングとなった。従来のセオリーを破る新しいホイールセットを投入することで、デリカD:5の足まわりコーディネートに自由度と可能性を高めている。
RAYS TEAM DAYTONA『M9』× 三菱 デリカD:5/LANDLIC今回は1インチのリフトアップを実施、先に紹介したスペックのホイール/タイヤを組合せることで、フェンダーに対してギリギリ収まるセッティングが可能になる。デリカD:5のユーザーには“フェンダーから奥まってしまうセッティングは避けたい”といったニーズも強く、他のクロカン4WDが質実剛健なガチなオフ傾向の足まわりが多いのに対して、よりデザイン重視のコーディネートになっているのも特徴だ。
RAYS TEAM DAYTONA『M9+』× 三菱 デリカD:5/LANDLICチョイスしたチームデイトナ「M9+」は、リムフランジ部分に別体パーツに見えるビードロックリング風のデザインを備えたモデル。9交点のメッシュデザイン、さらにはディスク面の外周を別構造にする立体的なデザインが特徴だ。タイヤのインパクトが強くなりがちなオフロード系の足もとコーディネートにおいて、主張の強いデザインでホイールの存在感を前面に押し出すにも絶好のホイールだ。
RAYS TEAM DAYTONA『M9』× 三菱 デリカD:5/LANDLICさらにデモカーのデリカD:5は右側にセミグロスブラック、左サイドにはブラック/ディスククリアスモークを履きこなすことで、ホイールのカラーリングによる足もとイメージの違いを体現できるセットになっている。ブラックカラーによる塊感を重視するのか、クリアスモークを用いた輝きを取り入れるのかはユーザー次第のお好みで選んでほしい。
ホイールでイメージが大きく変わる『デリカミニ』のカスタムスタイル
RAYS TEAM DAYTONA『FDX-K』× 三菱 デリカミニ/LANDLICデリカミニはLANDRICの人気パーツになっている、同社のマッドフラップやグリルマーカーを備えるシンプルながらインパクト十分の車両。オリジナルのスマホホルダーや試作の20mmアップの足まわりなども備え、デリカミニに対するカスタムの今後の広がりを感じさせるラインアップとなった。
RAYS TEAM DAYTONA『M9+ SPEC-M』× 三菱 デリカミニ/LANDLICデリカミニにマッチングさせたホイールは、チームデイトナ「M9+ specM」「FDX-K」の2種類。右側の「M9+ specM」は、M9+をベースにセミグロススーパーダークガンメタのカラーリングを採用した精悍な1本。半艶フィニッシュのガンメタは、ホイールの立体感とダーク色ならではの精悍さを同時に引き出すことができるカラーリング。ホイールスペックは15インチ×5.0J IN47、タイヤには存在感のあるホワイトレターを採用した、トーヨータイヤのオープンカントリーR/T(165/65R15)を組合せる。
RAYS TEAM DAYTONA『M9+ SPEC-M』× 三菱 デリカミニ/LANDLICデリカミニのコンパクトなボディサイズを感じさせないホイールのボリュームも魅力。9交点のクロスメッシュデザイン、別体パーツを思わせるビードロックデザイン、さらにはディスクの内側/外側のデザインが異なる多層デザインなど、凝ったフォルムを持つ「M9+ specM」はデリカミニの足もとにもピタリと決まるホイールとなった。
RAYS TEAM DAYTONA『FDX-K』× 三菱 デリカミニ/LANDLICさらにデリカミニの反対側をみると、チームデイトナ「FDX-K」を装着する。軽自動車をターゲットにした同モデルは、ストレート8本スポークの力強いデザインが特徴となった。スポークエンドを大きく湾曲させて、リムに接合させるデザインを採用することで奥行き感を演出しているのも同モデルの魅力。さらにリムフランジ部分にはドリルド処理を施したビードロック風のデザインを投入する。
RAYS TEAM DAYTONA『FDX-K』× 三菱 デリカミニ/LANDLICオフ系タイヤとの組合せでも、しっかり存在感を放つホイールに仕上がっている。セミグロスブラックの落ち着いたカラーリングながら、ホイールのアピール度も満点。デリカミニのイメージをワイルドに仕上げるなら見逃せないホイールチョイスになる。
デリカD:5、デリカミニと充実するデリカファミリーの2台に、レイズ「チームデイトナ」のホイール群をマッチングしてみた。ノーマルフェンダーに対してホイールの大径化やデザイン/カラーリングチョイス、さらにはタイヤの組合せ次第で足もとのイメージは大きく変えられることがわかった。自分だけのデリカD:5/デリカミニを作り上げるのに、まずは車の第1印象を大きく変えるホイールチョイスにこだわって、渾身のセットを見つけ出そう。
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《取材協力:LANDLIC》
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