スクープ班がレクサスの次世代BEVセダン、『HZ』に関する情報を入手、その情報をもとに予想CGを制作した。トリプルモーターの高性能スペックも期待できる。

HZは、ジャパンモビリティショー2023で公開された『LF-ZC』コンセプトをベースに開発が進められていると伝えられており、実質的には『IS』の後継モデルとなる次世代セダンだ。

レクサス IS

初代ISは、1999年にトヨタ『アルテッツァ』のレクサス版として登場、第3世代となる現行型は2013年から販売、2022年7月にはパフォーマンスモデル「IS500」を投入(日本ではIS500 F SPORT Performanceとして導入)している。すでに11年が経過しており、次世代型の開発が急務となっている。

情報を元に制作した予想CGでは、コンセプトカーをベースに量産仕様としてデザインした。サイドのエアスクープは廃止。ヘッドライトは3連プロジェクターで、ターンシグナルランプを内臓する。フロントエンドは、デュアルLEDライトバーを備える大型エアインテークと、立体感を持たせたアンダーグリルラインが特徴となりそうだ。またデジタルミラーは、従来型のサイドミラーに変更される。

レクサス HZ 市販型の予想CG

ボディサイズはISから大きく成長するとみられ、全長4760mm、全幅1880mm、全高1400mm、ホイールベース2880mmと実用性が高められる。

コックピットは、助手席まで伸びるワイドインフォテインメントディスプレイを搭載、高度な音声認識技術が導入されそうだ。

現在、商標登録で「HZ300e」、「HZ450e」、「HZ550e」が確認されている。エントリーモデルとみられる300eではシングルモーターを搭載、ミドルグレードの450eにはデュアルモーターが積まれるだろう。最上位550eにはトリプルモーターも噂されており、その場合はテスラ『モデルS Plaid』を意識した高性能スペックも期待できる。ちなみにモデルS Plaidは0-100 km/h加速2.1秒、最高速322km/h、出力1020hpとなっている。

HZのワールドプレミアは、最速で2025年終わり、遅れれば2026年前半と予想される。

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