カーマニア垂涎のイベント「モントレー・カー・ウィーク」が8月に開幕する。これに合わせ、カルマオートモーティブは様々な発表を用意しているという。

その第一弾として、8月16日に開催される「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」において、カルマ『カヴェヤ』を初公開すると発表した。

同時に、新たな車両セグメントを創出する『GT-UV』デザインスタディも発表される予定。カヴェヤとGT-UVに加え、3月に公開された『ギセラ』も展示される。

カルマ・ギセラ

8月17日には、モントレー・モータースポーツ・フェスティバルでカヴェヤが第3世代『レヴェーロ』と共に展示される。レヴェーロは、電動と内燃機関を融合させたE-REV(レンジエクステンダー)パワートレインを搭載し、優れた航続と高性能を実現している。

8月18日の第73回「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」では、カヴェヤがコンセプト・ローンに展示される。これに先立ち、8月15日にはカルマ・オートモーティブのマルケス・マッカモン社長が、顧客向けのプライベートレセプションを開催する。

第3世代のレヴェーロは、今年第4四半期から顧客に納車が開始される予定で、同社のカスタマイズ能力を示す最初の生産車となる。また、カヴェヤは、カーボンファイバー製のクーペボディとバタフライドアを備え、最大1000hpの電動パワートレインを積む。価格は30万ドル(約4642万円)からだ。

カルマ・レヴェーロ 改良新型

カルマオートモーティブは、車の美しさだけでなく、知性、革新性、能力を示すことで、高級車市場への参入を確固たるものにする。「モントレー・カー・ウィーク」に向けて、さらなる発表が予定されているという。

カルマオートモーティブの新しいデザイン言語の中心は「コメットライン」。内装は宇宙飛行を思わせるデザインで、クライアントの要求に応じてカスタマイズが可能。高級オーディオブランド「マスター&ダイナミック」のオーディオシステムも初めて搭載される。

GT-UVデザインスタディは、マルチテレイン対応の新セグメントを確立し、4シーターのコンセプトカーとして発表される。

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