三菱自動車は7月18日、SUVの『アウトランダーPHEV』のスマートフォン連携ナビゲーションについて国土交通省にリコールを届け出た。カメラ映像が表示されないおそれがある。

ナビゲーションシステムにおいて、制御プログラムが不適切なため、特定の操作をした場合に液晶画面が黒くなったりフリーズしたりすることがある。そのため、液晶画面に直前直左確認用のカメラ映像が表示されず、保安基準第44条(後写鏡等の基準)に適合しなくなるおそれがある。また、後退時にリヤカメラ映像が表示されず、一部の車両においては保安基準第44条の2(後退時車両直後確認装置)に適合しなくなるおそれがある。

全車両について、ナビゲーションシステムの制御プログラムを対策仕様に書き替える予定だ。

対象車両はアウトランダーPHEVのうち2021年12月10日から2024年5月28日に製作された3万4754台だ。不具合は市場からの報告で発見され、不具合は110件が発生しているが、事故は起きていない。

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