欧州日産がキャシュカイのフェイスリフトモデルを発表した。うーん、お世辞抜きでかっこいいぞ。しかもよく考えたら日本で大人気のカローラクロスと近いサイズ感。もちろんe-POWERもあるからもしかしたら対抗馬になっちゃうんじゃ??

文:ベストカーWeb編集部/写真:NISSAN

■全長4425mmで「カロクロ」に迫るちょうどよさ

この顔なら「かっこいい」と思う消費者も多いのでは

 日本で大人気のカローラクロス。その最たる理由は「ちょうどよさ」だろう。スタイリングも攻めすぎず、中身はカローラだから使い勝手も燃費もいい、そんなSUVが売れないワケはない。

 日産にもそんな「カロクロ」の対抗馬が登場しそうだ。今回欧州日産が発表したフェイスリフトされたキャシュカイがそれ。

サイズ感は絶妙。古臭かったデザインが一新されたのはうれしい

 現行型は全長4425mm×全高1625mm×全幅1835mmと絶妙なサイズだ。カローラクロス比で65mm短く、5mm高く、10mm幅が広い。ほぼ同じサイズ感だ。

 全高がグッと抑えられた姿は他人と被らないチョイスとして人気が出そう。

■フェイスリフトされて「ノート」顔に

リアブレーキランプは楔状のデザインが追加された

 今回のキャシュカイ最大のハイライトはきりッとしたフェイスデザイン。従来型はメッキを使ったVモーショングリルだったが、新型になってマイナーチェンジ前のノートのようなブラックアウトされたフェイスデザインになった。

 もうこれだけでかっこいい。ブレーキランプやリアバンパーのリフレクターの形状も変更されている。顔が変わるだけで随分と印象は変わってくるものだ。

インテリアもいいぞ

 パワートレインなどは変わらないが、新しいアラウンドビューモニターとGoogleを装備しているのが新しいポイント。

 ここらへんで日産が新しい元気のあるSUVを日本市場に投入してほしいなぁ……。キックスとキャシュカイの2段構えがあればトヨタへの対抗馬としては相当強い布陣になると思うのだが、日産の中期経営計画などを鑑みれば日本導入は十二分にありうるという事実はお伝えしよう。

 

 

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