「クルマのある生活」を続けていると、さまざまなクルマまわりの豆知識や小ネタを見聞きする。ここでは、そんな「誰かに話したくなる」クルマネタの中から、暑い夏に向けて必見の「素早く車内を冷やす方法」をご紹介する!! 

 文:楠田圭子/写真:ベストカー編集部、AdobeStock(トビラ写真=tarou230@AdobeStock)

■いかに早く車内を冷やすか

ドアを開閉させて、バフバフよりもエアコンをフル活用! 「外気循環+窓開け」からスタートして徹底的に冷やしまくるのがベスト

 春が短く、いきなり夏がくる! というのがここ数年の傾向。となると、知っておきたいのは、猛暑の日、車内の温度をいかに素早く下げるかということ。

 即効性があると言われるのが、片方の窓を開け、逆側のドアを開閉させて熱い空気を押し出す方法。が、編集部で実験したところ、2分間も必死にバフバフして下がった温度は10℃足らずと、労多くして功少なしだった……。

 そして、実験の結果導き出した答えは「最初からエアコンをフル活用するのがイチバン! 」というもの。

 まずは窓を全開にして、アイドリング状態である程度車内が冷えるまで外気導入で冷房全開に。この時、風がシートに当たるように吹き出し口を調整する。シートが冷えないと車内の温度は下がりにくいからだ。

 そして、フロントシートが冷えてきたら前席の窓を閉め、涼しくなってきたら後席の窓も閉め、内気循環にスイッチ! あとは走行しながら温度調整をする。

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●外気循環でガッツリ冷やす

 外気温が高いと外気循環は非効率な感じがするが、内気循環は熱い空気を循環させるだけなので逆に非効率。速攻冷却なら「まずは外気循環でガッツリ冷やす」がベストなのです!!

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