フランス車には、日本車やドイツ車と比べて個性的なクルマが多い印象だ。なかでもシトロエンやプジョーには個性派がひしめいている。ここでは308をベースとしたステーションワゴン、プジョー 308SWの中古相場をご紹介する。

※本稿は2024年5月のものです
文:伊達軍曹/写真:ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年6月10日号

■しっかりメンテされた一台を見つけたい

プジョー 308SW。ハッチバックからホイールベースを100mm、全長を225mmも延長した3列7人乗り

 初代プジョー308をベースとするステーションワゴンとして2008年に登場。当初のパワートレーンは140psの1.6Lターボ+4速ATで、2010年6月に6速ATへと変更し、2011年7月に外観と装備を変更するマイナーチェンジを実施。

●中古車購入ポイントは?

 モデル全体としての流通量は約20台で、4速ATだった時代の中古車はほぼ絶滅。ほとんどの中古車が6速AT世代で、なおかつマイチェン後のモデルとなる。価格の底値は総額40万円といったところで、最高値でも総額70万円ほど。

 格安物件の中から「メンテ履歴」が光る1台を見つけられたならば買いだ。

●プジョー 308SW(初代)
・中古相場:約40万〜70万円
・新車時価格:299.0万〜389.0万円
・年式:2008~2014年
・入手しやすさ:★★☆☆☆
・中古車オススメ度:★★☆☆☆

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