2018年の登場以来、いまだに販売が続くUXは、レクサスのエントリークラスを担う力作だ。そんなUXは中古車が230万円台からあり、プレミアム気分が手頃に味わえる。こいつは買いじゃなかろうか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ、ベストカーWeb編集部
■買うならハイブリッドの250hを!
「クリエイティブ・アーバン・エクスプローラー」として2018年に登場したレクサスUX。トヨタのC-HRをベースに開発されたコンパクトクロスオーバーだが、レクサスのアイコンであるスピンドルグリルはもちろん、随所に贅沢さと上質さを織り込んだ「小さな高級車」だと言える。
いっぽう発売から6年が経とうとしており、中古車相場はこなれた感じ。ベースグレードのUX200やハイブリッドUX250hのFFモデルなら230万円程度で見つけることができ、レクサスオーナーを気取るならばお得な判断といえそうだ。
とはいえ実際に買うとなると、ベースグレードのUX200はシートがファブリックだったり、ハイブリッドに比べると燃費が物足りなかったりする点が残念。
駆動方式は4WDにこだわる必要はないが、ハイブリッドで燃費がよく、内装がLテックス(合皮)となる250hのバージョンCのほうが、満足感は高いだろう。ちなみに250hは2024年1月にパワーアップを果たし、現在は300hとして販売されている。
■バージョンCでも230万円程度から個体が見つかる
UXの中古車はタマ数が比較的多いので、250hバージョンCでも230万円程度で見つけることはできる。ただし走行距離の伸びた個体が多いので、もし気になる1台を見つけた場合でも、現車確認は忘れずに。
いっぽうもっとも人気が高いのが、専用エクステリアや18インチホイール、本革ステアリングなどを標準で備える「Fスポーツ」。とはいえこちらも相場はそれほど高くはなく、260万円台から流通している。リセールバリューもいいから、スポーティな専用インテリアにこだわりたい人は検討してもいいかも。
UXには「300e」というBEV仕様もあるが、こちらは安くても320万円程度はする。BEVに特段の興味がある人なら狙ってもいいが、300eは2023年にバッテリーを新型に載せ替えているので、そちらの値落ちを待つのもいいかもしれない。
まとめると、レクサスUXは全長が4.5mとコンパクトなため、とりわけ都市部で乗る人には最適な1台。アウディQ2のようなオシャレな小型SUVを探している人には、オススメしたい1台だ。
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