はとバスは、多摩都市モノレールと京王電鉄と連携し、「多摩モノレール車両基地」&「京王資料館」 特別見学コースを2024年6月30日(日)に運行する。鉄分の濃さそうなツアーの内容を見てみよう。

文:古川智規(バスマガジン編集部)
(写真はすべてイメージです)

■乗り物マニア必見!特別な体験ができるスペシャルツアー

今回はどんなマニア向け?

 近年の特徴的な消費形態として「コト消費」や「推し活」等が顕著だ。同社のバスツアーにおいても、特別な体験や趣味に特化したコースは、人気が高い傾向にあるようだ。今回は、「乗り物マニア」をターゲットに、多摩都市モノレール、京王電鉄を同じ輸送事業者である同社のバスでつなげる特別見学ツアーを企画した。

マニアなら運転席でマスコンをつかんでみたいもの!

 本ツアーでは、普段は一般公開がされていない「多摩モノレール車両基地」と「京王資料館」を訪れる。はとバスツアーで「多摩モノレール車両基地」を訪れるのは初のこと。車両基地ではモノレールの運転室や展示室を多摩モノレール社員の案内で特別に見学できる。

一般公開されていない特別な見学ならではの内容

 「京王資料館」は京王電鉄社員向け研修施設で、京王グループの歴史をたどる貴重な資料等が展示されている。こちらでは踏切の遮断機や転轍機(てんてつき・ポイントのこと)の操作を特別に体験できる(荒天時を除く)。

モノレールの軌道と車両付近は見る機会は少ない

■特別見学ツアーの概要

「京王帝都」は懐かしい響き

 「多摩モノレール車両基地」&「京王資料館」 特別見学ツアーの運行日は、2024年6月30日(日)で、料金は大人12500円、こども11500円(小学生未満は参加不可)。行程は、京橋駅のりば(9:00 出発)=多摩モノレール(車両基地見学)=京王プラザホテル八王子「南園」(昼食:中国料理)=京王資料館(入館見学)=東京駅(17:00 頃予定)

本格中国料理も美味しそう

 普段の趣と違うのは、昼食が中国料理というところだろうか。京王プラザホテル八王子のレストランなので間違いなく満足できるだろうが、ビュッフェ形式が多いイメージがあるはとバスツアーでは珍しいのではないだろうか。そして行程のすべてが鉄道マニア向けなので、鉄道マニアにもバスマニアにも楽しそうなツアーになりそうだ。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。