クルマで地上波テレビを見ようとするといろいろ面倒が多いが、面白い製品が登場した。Apple CarPlay経由で車載AVと地デジチューナーを繋げられる「APP HDMI IN」がそれ。地デジのほかゲーム機やファイヤTVスティックだって楽しめるというからたまらん!

文:ベストカーWeb編集部/写真:KEIYO

■Apple CarPlay経由で地デジチューナーが繋げられる!

KEIYOが発売した「APP HDMI IN」。HDMIの地デジチューナーと車載AVを仲介する

 HDMI端子がないクルマで地上波テレビを見ようとすると、意外と苦労する。小型テレビを持ち込めば簡単だが、意外と置き場に困るし、簡易なロッドアンテナでは満足に映らないことも多い。

 映像を車載モニターに映そうとしたら、いっそうハードルは高くなる。後付けテレビチューナーを繋ぐにはインターフェースが必要だから、ダッシュボードをバラして複雑な工事が必要だったりもするのだ。

 そんな中、面白い製品が登場した。APPシリーズという車載ガジェットをリリースしているKEIYOが発売した「APP HDMI IN」だ。

 この製品、Apple CarPlayが動作するクルマとUSBで接続して使う。本体は1辺が6cm程度の正方形なのだが、もちろんHDMI端子があり、ここにHDMI接続の地デジチューナーを繋ぐ。「APP HDMI IN」がチューナーと車載AVの橋渡し役をしてくれるというわけだ。

 勘のいい人ならお気づきだろうが、HDMI出力があるガジェットなら地デジチューナー以外でもいい。ゲーム機やアマゾンのファイヤTVスティックなどが楽しめるだろう。

「APP HDMI IN」は単体売りもしているのだが、うれしいのは地デジチューナーとのセット販売もしていること。予想売価は4万6800円だが、現在はキャンペーン実施中で、3万2760円で買えるそうだ。これなら気軽に、地上波デビューもできそうだ(※チューナーはワンセグでアンテナ貼り付けと電源接続作業が必要)。

【APP HDMI INの主な仕様】
・CPU:Dual-core 1.0GHz Arm Cortex-A7
・メモリー:128MB+16MB ROM
・OS:Linux
・Wifi:〇(アップデート機能のみ)
・HDMI入力:Standard HDMI 1.4, 2K(2560x1440)60Hz, 1080P(1920x1080)60/50Hz, 720P(1280x720)60/50Hz
・対応車種:有線Apple Car Play対応のディスプレイオーディオ搭載車
・電源:5V(USB )
・サイズ:約56.8(W)×14(H)×58(D)mm
・本体質量:約45g(ケーブル含む)
・付属品:USB Type-AtoC 変換コネクタ、取扱説明書(保証書付き)
・想定売価:19,800円(本体のみ)/4万6800円(地デジチューナーセット)

※キャンペーン価格は予告なく終了する場合があります。

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