愛知・東郷町の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで6日まで熱戦が繰り広げられた男子ゴルフの第64回中日クラウンズ。プロ3年目の24歳の米澤蓮(よねざわ れん)選手が逆転でツアー初優勝を飾りました。

歴代チャンピオンの1人、注目の石川遼選手 。5日最終日は、1アンダー28位タイからのスタートでしたが、1番から17番まで全てパーと我慢のゴルフが続きます。最終の18番ではパーパットを外してボギー。通算イーブンパーの34位タイで、ことしの中日クラウンズを終えました。

10アンダー、単独トップからのスタートだった、名古屋市出身の小木曽喬(おぎそ たかし)選手。3番ではバーディーパットを決めますが、直後の4番でボギー、5番ではダブルボギーと連続でスコアを落としてしまいます。序盤のミスが最後まで影響し、通算8アンダー3位タイと惜しくも優勝を逃しました。

中日クラウンズの頂に立ったのは、24歳の米澤蓮選手。3位タイからのスタートで、前半で4つのバーディーを奪うと、優勝がかかった最終18番では2打目をピンそば1.5mにしっかり寄せます。そしてバーディーパットを沈め、6バーディー1ボギーで通算13アンダー。プロ3年目でうれしいツアー初優勝を飾りました。

(米澤蓮選手)
「言葉にできないというか、この難しいといわれている和合で、自分自身初優勝を飾れて本当にうれしく思います」